来宮神社の巨木
2018-01-31


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地元の山の会の新年会で静岡県の熱海へ。熱海はかなり行っているのですが、たいがいは仕事か何かの会合で、午後着いてホテルに一泊、翌日は帰るという感じでしたから市内を散歩したことも名所をめぐるということもなかったもので、今回、ほとんどはじめて訪問した場所がかなりありました。

最初に行った伊豆山神社の本殿も山上の奥社として面白かったですが、すぐ隣に公園や別荘地があり、あまり神秘さを感じません。むしろ、次の日に訪ねた来宮神社。それも、なんといっても境内にあるクスノキ(楠)の老木がすばらしかったです。樹齢2000年と説明されているようですが、こうした巨樹の、まるで生命がそのまま永遠化して地球の一部にでもなってしまったような迫力は説明不可能です。これは間違いなくご神体でしょう。

この木の周りには周回する歩道が作られ、巨木の周りを「1周すれば1年寿命が延びる」という言い伝えがあるそうです。10回廻れば10年延びるということではなく、毎年ここに来るくらいの気力があれば大丈夫という健康の尺度という意味でしょうか。

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