チェジュ島ハルラ山の噴火口
2018-10-26


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韓国チェジュ島・ハルラ山に登りました。地元・山遊会の4人に知人の女性の7名のグループで、なんと2泊3日という短期旅行。チェジュ島は韓国の南端、緯度はそれほど南でもありませんが対馬海流が流れているため温暖で、韓国最大のリゾート地になっています。

ハルラ山はこの島の中央部にそびえている韓国(地元の人は南韓国といいます)で一番の高山です。標高は1950mですが、独立峰というより、多くの寄生火山を含めて、いわば島全体がハルラ火山といえるほど巨大な存在です。

男性4人。いくつかの登山道がありますが、今回は最も一般的で難易度の低い「城坂岳コース」を、高さんという女性のガイドの方と一緒に登りました。高度差は約1200m、往復約8時間程度になるようです。登山道は、階段や木道が非常に多く、道の両脇にロープが張ってあることもあって、森林公園を歩いているような感じのところもあります。

ハルラ山は、日本でいえば富士山みたいに韓国中の人が登山に訪れるようです。(韓国)全土から集まる人で平日にもかかわらず、登山者の多いことに驚きます。日本のようなシニア層はほとんどいません。しかも軽装にスニーカーというのんきな若者も多く、こっちが心配になります。しかも彼らは早い。われわれはどんどん追い抜かれます。

ハルラ山は火山ですから、山頂は火口壁になります。そのすぐ下の広い場所に数多くのデッキが作られていて登山者がくつろいでいる景色はまるで真夏の海岸のようです。巨大な噴火口を囲んでいる火口壁自体は狭く、現在では一周=いわゆる御鉢巡りはできないようです。火口の底は池になっていますが、今は3分の1程度の大きさでしょうか。冬は雪も降りますので、春先には観光写真で見るような湖になると思います。立ち入り禁止の火口壁に一段高い岩場がそびえていて、ここが最高部とのことです。

私にとって韓国も初めてなら、いわゆるLCCも初めて。飛行時間はわずか2時間です。近いような遠いような隣国の一端にも触れることができました。

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