またまた「見沼」を歩く
2016-04-01


禺画像]
今年のお正月に訪ねた「見沼」をまた歩きました。今回は朝霞市のあさか環境市民会議主催の「環境まち歩き」の下調べになります。埼玉県の埼玉県中央部に広がる「見沼たんぼ」は首都圏に残された広大な自然保全地域ですが、その西南部にあたる東浦和―川口地域には見沼通船公園、川口自然公園、芝川第一調整池などの川と湿地を生かした公園施設があります。特に芝川第一調整池は新河岸川沿いの「朝霞調節池」の保全を考える上でも参考になるということでの開催となりました。

参加者は22名。コースは、北朝霞駅から東浦和駅に移動、駅のすぐ前を流れる見沼代用水西縁から通船堀(公園になっています)に抜け、閘門式の通船堀遺構を見学して八丁堀の上のかつての回漕問屋・鈴木家を訪問して近年まで使われていた用具蔵や船小屋を見学しました。また、目の前にある国の指定文化財である木曽呂の富士塚に登り、5メートル以上の高さに江戸時代のこの付近の繁栄をしのびました。
 
用水沿いの川口自然公園はこどもたちが自由に虫や魚が捕れる自然の沼地を利用した施設で、大人のための釣り堀も併設されています。この芝生広場で朝食休憩。地域ボランティアの方たちの拠点である「見沼自然の家」の前の耕作地を抜け「芝川第一調整池」へ。ここで日差しが出て暑いくらいの陽気に。かつての見沼の自然を再現したような広大な湿地帯になった調整池を眺めながらを15分ほど歩いて「浦和くらしの博物館民家園」へ、ここにはさいたま市内の来民家、商店が移築され自由に見学できるようになっています。

この日の見学会はここで解散。東川口までのバスと東浦和までの散策コースに分かれました。私は数人と一緒に芝川に架かる念仏橋を渡り、用水西縁沿いに東浦和まで歩きました。桜はちらほら咲いている感じでした。最近は、こうしたまち歩き参加者に女性が多くなりました。

コメント(全1件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット