今年もスイレンの花が
2016-07-21


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関東地方はまだ梅雨ですが、ずいぶん暑い日もあります。見た目の涼しさを求めて小さな水盤にスイレンを一株入れたのは数年前のこと。メダカが数匹いたりいなかったりしていますが、毎年、夏になると小さな花を咲かせています。最初の白い花がきれいだったので、もう一株いれて翌年は白と赤紫の競演になりましたが、次の年からは白は芽を出さなくなりました。

土壌の違いなのかわかりませんが、何しろ肥料もなしでほおってあるだけですから枯れた理由はわかりません。ヒメスイレンという園芸品種と思いますが、ともかく今年も初夏になると、浅い水の底から小さな丸い葉を広げはじめ、次第に大きくなって水の上に顔を出し、7月初旬には蕾を持った花芽が水面から10cmくらいまで伸びます。午前中は咲いていますが、夕方には蕾を閉じてしまい、やがて枯れます。すると下からまた新しい蕾が上がってくるという感じです。

「蓮の花」というのは、泥のたまったあまりきれいでない沼地のなかにありながら実に清らかな花を咲かせますので、東洋では仏の象徴です。西洋でもlotus(ロータス)は「その実を食べると苦しみを忘れ楽しい夢を結ぶと考えられた想像上の植物」という聖なる意味を持つようです。そういえば 「lotus123」というMS-DOSの時代に一世を風靡した表計算ソフトがありましたね。

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